食べるものが体の痛みに影響する?
「肩こりや腰痛は、マッサージや運動で改善するもの」——そう思っている方は多いはずです。でも実は、毎日の食事が体の痛みや疲れやすさに深く関係していることが、最近の研究でも明らかになってきています。
施術現場で気づいたこと
私はふだん、ご自宅に訪問してマッサージや鍼灸の施術を行っています。施術をしながら、利用者の方々とよくお話をするのですが——
あるとき、長年腰痛に悩んでいるAさん(70代・女性)が、「最近ちょっと食欲がなくて、おかずも減らしてるの」とおっしゃっていました。施術を続けながら話を聞いていくと、タンパク質の摂取量がかなり少ないことに気づきました。
Aさんはやわらかいものを好んで食べていましたが、肉・魚・卵などが不足し、筋肉を維持するために必要な栄養が足りていなかったのです。食事の見直しを提案し、いつもの施術に加えて少しずつ食習慣を変えていただいたところ、数週間後には「なんか体が楽な気がする」とおっしゃっていただけました。
痛みをやわらげる食事の3つのポイント
① タンパク質不足→筋肉量が落ちて痛みが増す
筋肉は体を支える大切な組織です。タンパク質が不足すると筋肉が減り、関節や骨への負担が増して痛みが出やすくなります。目安は体重×1g程度のタンパク質(体重60kgなら1日60g)。肉・魚・卵・大豆製品をバランスよく取り入れましょう。
② 糖質・加工食品の多い食事→炎症を起こしやすくなる
砂糖や精製された炭水化物の過剰摂取は、体内の「炎症」を促進することがわかっています。慢性的な体の痛みや疲労感に悩んでいる方は、スナック菓子や清涼飲料水の摂取を少し控えてみることも大切です。
③ マグネシウム不足→こむら返りや筋肉のこわばり
マグネシウムは筋肉の緊張をゆるめる働きを持つミネラルです。不足するとこむら返りが起きやすくなったり、筋肉がこわばって痛みを感じやすくなります。ナッツ類・ひじき・納豆・豆腐などに多く含まれています。
今日からできること
- 毎食、手のひら1枚分のタンパク質食品(肉・魚・卵・豆腐など)を意識して食べる
- 間食をスナックから小魚・ナッツ・ヨーグルトなどに切り替える
- 清涼飲料水の代わりに水・麦茶・ほうじ茶を選ぶ
- 週に2〜3回、ひじきや豆腐などのマグネシウム豊富な食品を取り入れる
- 食事の記録をつけて、タンパク質が足りていないタイミングを把握する
まとめ
食育の日である今日、ぜひ自分の食事を振り返ってみてください。マッサージや運動とあわせて、食事を整えることが体の痛みを根本から改善する近道です。
「何を食べたらいいかわからない」「うちの家族に何を食べさせたらいいか」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
たか訪問マッサージ
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