5月24日は『菌活の日』です!この記念日は、2013年5月24日にテレビCMで「菌活」という言葉が初めて全国に広まったことを記念して制定されました。きのこや発酵食品を毎日の食事に取り入れ、体の内側から健康と美しさを育む習慣のことを「菌活」と呼びます。
「最近、お腹の調子がすっきりしない」「風邪をひきやすくなった気がする」「なんとなく気力がわかない…」そんなお悩みを抱えるご高齢の方やそのご家族の方、実は腸内環境の乱れが原因かもしれません。今日は菌活の日にちなんで、腸から体を整える方法をわかりやすくお伝えします。
「菌活」って何?腸と免疫の深い関係
菌活とは、きのこ・納豆・ヨーグルト・味噌などの「菌を含む食品」や「菌のエサになる食品」を意識的に食べる健康習慣です。
実は、人体の免疫細胞の約7割は腸に集中しています。腸内には100兆個以上の腸内細菌が住んでおり、善玉菌・悪玉菌・日和見菌がバランスをとりながら私たちの健康を守っています。このバランスが崩れると、免疫力の低下・便秘・疲れやすさ・気分の落ち込みなど、さまざまな不調が現れやすくなります。
施術経験から申し上げると、体のコリや張りが強い方ほど「最近、食欲がない」「お腹の調子が悪い」とおっしゃることが多いと感じています。体のめぐりと腸のめぐりは密接につながっているのです。
高齢になると腸内環境が乱れやすい理由
加齢とともに腸内環境が変化しやすい理由が3つあります。
① 善玉菌(ビフィズス菌)が自然に減少する
年齢を重ねると、腸内の善玉菌は自然と減っていきます。赤ちゃんのころは腸内細菌の9割以上がビフィズス菌ですが、高齢になると数パーセントにまで減るといわれています。
② 食事量・食物繊維の摂取が減りがち
食欲の低下や噛む力の衰えにより、食物繊維が豊富な野菜・きのこ・豆類を十分に食べられなくなることがあります。食物繊維は善玉菌のエサとなる大切な栄養素です。
③ 運動量が減り腸のぜん動運動が低下する
体を動かす機会が減ると、腸の動きも鈍くなります。特に在宅時間が長い方や、寝たきり・車いすの方は便秘になりやすい傾向があります。
菌活で期待できる3つの健康効果
腸内環境を整えることで、以下のような効果が期待できます。
【効果1】免疫力アップ・感染症予防
善玉菌が増えると腸管免疫が活性化され、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力が高まります。高齢者の感染予防に、菌活はとても理にかなった習慣です。
【効果2】便秘・下痢の改善
腸内細菌のバランスが整うことで、排便リズムが安定しやすくなります。便秘に悩む高齢者の方に特に喜ばれる変化です。
【効果3】認知症予防・気分の安定
近年の研究で、腸と脳は「腸脳相関」と呼ばれる密接なつながりがあることがわかっています。腸内環境が整うと、幸せホルモン(セロトニン)の分泌も促されるため、気分の安定や認知機能の維持にも良い影響があると注目されています。
自宅でできる菌活セルフケア
菌活は特別な準備や高価なサプリメントは不要です。毎日の食卓にちょっとした工夫をプラスするだけで始められます。
●きのこを積極的に食べる
しいたけ・えのき・まいたけ・しめじなどのきのこ類は、食物繊維・βグルカン・ビタミンDが豊富で、腸内の善玉菌を育てます。スープや炒め物に加えるだけでOK。冷凍保存もできるので、常備しておくと便利です。
●発酵食品を毎日1品
ヨーグルト・納豆・味噌・ぬか漬けなど、発酵食品には生きた善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌)が含まれています。毎食でなくても、1日1品を意識するだけで腸内環境が変わってきます。
●お腹を温める
腸は温めると動きが活発になります。温かいスープや白湯を飲む習慣をつけましょう。ホットタオルをお腹に当てるだけでも腸のぜん動運動を助けます。
●腹部マッサージ
おへそのまわりを時計回りに、やさしく円を描くようにさすると腸の動きをサポートできます。朝起きたときや就寝前に、5分程度続けてみてください。
今日からできること
- 朝食にヨーグルトor納豆を1品プラスする
- 夕飯のスープや炒め物にきのこ類を加える
- 毎朝コップ1杯の白湯を飲む習慣をつける
- 就寝前に腹部を時計回りにやさしくさする(5分)
- ウォーキングや軽い体操など腸を動かす運動を1日10分取り入れる
一度にすべてを実践しなくても大丈夫です。できるところから、ひとつずつ始めることが長続きの秘訣です。
まとめ
5月24日の「菌活の日」は、腸内環境と自分の健康を見直す絶好のきっかけです。腸は「第二の脳」ともいわれるほど、体全体の健康に深く関わっています。毎日の食事にきのこや発酵食品をプラスして、免疫力・便通・気分の3つを一緒に整えていきましょう。
「最近、お腹の調子がよくない」「なんとなく体が重い」「ご家族の便秘が心配…」など、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。訪問マッサージでも、腸のめぐりを助けるセルフケアや施術のアドバイスをしております。一緒に体の内側から元気を取り戻しましょう!
たか訪問マッサージ
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